2016年11月11日金曜日

SNSとの連携

授業で大福帳に書き込んでもらった後は、できるだけ早くコメントを記入するようにしているのですが、授業後に大福帳.jsにアクセスしてコメントを確認する受講者はぽつりぽつりとしかいません。

他にも沢山授業はあるし、サークルやバイトで忙しいでしょうから、それは当然かもしれませんが、もうちょっと気にかけて欲しいな、と思う気持ちはあります。

コメントをメールで自動的に送信することは技術的にはたいして難しくありませんが、私自身が押し付けがましいメールを受けとりたくないこともあって、大福帳.jsには組み込んでいません*。

この大学の1年生を対象にしたアンケートでは、LINEの利用者は毎年増加しており、今年は9割を超えていました。

そこで、LINEのAPIを使って、教員が記入したコメントを自動的にLINEの受講者のアカウントに送る機能を追加してみました**。


設定は、ログイン後、「アカウント」で行います。LINEへの通知を設定すると、LINE Notifyの認証・確認画面が開き、受講者が連携を許可すると、(OAUTH2の手順で)LINE側からアクセストークンが得られます。大福帳.js はそのトークンを使って、受講者ごとにコメントを発出します。

コメントが送信されるのは、教員が「大福帳の設定」で、「コメントを公開する」(または、「随時メッセージ交換を行なう」)を選んで、【設定】ボタンを押したタイミングです。

(2016年11月13日更新)

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* 内部的にはメールによる通知機能は組み込み済みで、ログインした状態で
https://goose.cite.tohoku.ac.jp/daifukujs/user/email_notification/on
にアクセスするとオンにすることができます。

** 当初はLINE LoginとMessaging APIを組み合わせた方式で開発していたのですが、Messaging APIの無料プランは投稿数に上限があるため(1月あたりの応答回数1000回まで)、そうした制限のゆるいLINE Notifyに切り替えました(1時間あたりAPIを1000回コールできるらしい)。

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