2023年9月14日木曜日

Office 365のメールサーバーからBAN

サインアップやパスワードリセットの際、 マイクロソフトのOffice 365メールサーバーに送信しようとして、

status=bounced (host mso-tohoku-ac-jp.mail.protection.outlook.com[104.47.23.74] said: 550 5.7.606 Access denied, banned s
ending IP [133.167.107.54]. To request removal from this list please visit https://sender.office.com/ and follow the directions. For more information please go to  http://g
o.microsoft.com/fwlink/?LinkID=526655 AS(1427) (in reply to RCPT TO command))

というエラーが出ていることに気づきました。引っ越し先のサーバーのIPアドレスで、以前にSPAM送信などがあったのでしょうか・・・。指示のとおり https://sender.office.com/ にアクセスしてBANを解除する申請を行いました。

* このアドレスは、当初、GoogleのメールサーバーからもBANされていました。いろいろと前科がある、ハズレのアドレスだったのかもしれません。

2023年8月から9月にかけて、メールでサインアップしようとして、いつまで経ってもメールが届かなかった方は、このことが原因かもしれません。


2023年9月9日土曜日

初めてのハードウェア障害

 大福帳.jsはさくらインターネット(株)のサーバーで動かしており、計画的なメインテナンスに伴う再起動の依頼は何度かあったのですが、この度、初めて予期せぬハードウェア障害で1時間半程度停止する事態になりました。

夏休み期間の週末の朝ということで、授業での利用は無かったのが幸いでした。

新サーバーに引っ越して早々の障害ということで、この先がちょっと心配です。

2023年8月10日木曜日

引っ越しが(ほぼ)完了

 大福帳.jsの新しいサーバーへの引っ越しが完了しました。新サーバーのURLは

https://daifukujs.cds.tohoku.ac.jp/daifukujs

になります。古いURLにアクセスしても上記にリダイレクトされるように設定してありますが、受講生に周知する際は、新しいほうを使うようお願いします。

Moodle等の外部ツールとしてお使いの教員の方は、URLの設定変更が必要です。必要な情報は各コースの「アクセス先情報とコード」で確認できます。

* サーバーを移行後も、細かい不具合がぽつぽつと見つかっており、その都度、修正を加えています。8月中には、こうした作業も収束できると見込んでいます。

2023年6月30日金曜日

サーバーのお引っ越し

大福帳.js は2016年の夏休みにプロトタイプのつもりで作って、案外と調子よく動作するので、現在までそのまま使い続けてきました。その間、OSやソフトウェアのバージョンが随分と古くなってしまったので、一念発起して、最新の環境でも動作するように書き直しました。

旧サーバーは2023年8月で閉じて、新サーバーに移行する予定です。

詳しくは、https://wagtail.cds.tohoku.ac.jp/coda/daifukujs.html をご覧ください。

2023年4月15日土曜日

ChatGPTは大福帳の替わりになるか

教育界隈でも急にChatGPTなどの生成系AIが話題にのぼるようになりました。

こうしたAIを「先生」や「パートナー」とするような新しい学びのスタイルは、じきに当たり前のものになるはずです。無料で、あるいは非常に安価に利用できることから、教育機会の格差を無くする原動力となれば良いな、と思ったりもします。

そうなると、教員が貴重な時間を費やして回答を書き込んでいる、この大福帳のような営みは、ずいぶんと時代遅れで非効率な営みのようにも感じられます。

その一方で、大福帳でのやりとりは、質問に回答したり、課題に対する正誤を判定するだけでなく、むしろ、教員と学生との関係性の構築を目的にしているところもあるので、少なくとも現時点のAIでは代替しにくいようにも思われます。

ただ、ドラえもんが野比家では家族同然に意識されているように、さらに進化したAIやロボットが、単なるティーチングマシンではなく、「教師」として意識されるようになる日も、それほど遠くないのかもしれません。

2021年3月4日木曜日

「学習弱者」へのチャネルとしての大福帳

 新型コロナ禍の中での大学授業のオンライン化について、内田樹氏が書かれたブログ

コロナが学校教育に問いかけたこと

が目にとまりました。

もともと大福帳は、授業の参加した受講者は全員が記入し、教員が全員に返信するというプロトコルによって、「学習強者」と「学習弱者」を区別せず通信チャネルを確保しようとする試みであったとも解釈できます。

どちらかと言えば「学習弱者」の側かと思われる受講者の書き込みは、『内容が難しかった』といった感想や、『復習したい』という表明だったりする場合が多いように見受けられます。こうした書き込みに対して、どんな返答をするのが「正しい」のか、私にはまだよく判っていませんが、ともかく何がしかのリアクションはするわけです。

仮に「正しく」はなくても、何らかのリアクションを返すことだけでも、無視を決めこむよりは、はるかにマシだろうと信じています。


2020年10月14日水曜日

対面式授業は要らない?

 後期の授業が始まって、対面式とオンラインの「ハイブリッド型」での実施が要請されるようになりました。単に登校を求めるだけでなく新入生の「仲間づくり」の機会を設ける意味でも、対面式の授業が必要だろうと、私もそう思います。

そんな中、2年生の授業(数学)で希望する授業スタイルについてのアンケートを実施したところ、6割以上の学生はオンライン(のみ)を希望しているようです。寒い時期の朝にわざわざ大学に出向くよりは、自室でパソコンに対面していたほうが「楽」でしょうし、実際のところ、対面授業の際に直接私に質問を投げかけてくる学生はごく少数でしたから、教室で教員と時空間を共有することに、彼らはあまり意味を感じていないのかもしれません。

実習室などを除けば、いずれ大学のキャンパスから一般教室は消えて、教材収録スタジオや共有学習スペースとして様変わりするのかもしれません。