ログをみていると、サインアップに何度も失敗している事例を発見したので、調べてみたところ、メールアドレスの一部にUnicodeの「見えない文字」が紛れているらしいことを発見しました。
具体的には、
U+202A Left-to-right embedding (LRE)
です。
スマホで入力するうちに、自動的に挿入されるのかもしれません。
全角文字対策はすでに施してあったのですが、こちらは盲点でした。この種のプリントされない文字は全て削除してから処理するように、コードを修正しておきました。
2017年10月2日月曜日
2017年9月25日月曜日
メールの大量送信
サインアップやパスワードのリセットの際に必要なメール送信にこれまでGmailを使ってきたのですが、1日あたりの送信数が500通に制限されていることと、連続的に送信しようとすると拒否されるので、大福帳.js のサーバーにPostfixをインストールし、(ほぼ)送信専用で動かすことにしました。
気がかりなのは、一斉にサインアップした際の負荷もさることながら、送った通知が迷惑メールとして処理されてしまうのではないか、という点です。DNSにSPFレコードは追加してもらったのですが、他にも対策が必要かもしれません。
気がかりなのは、一斉にサインアップした際の負荷もさることながら、送った通知が迷惑メールとして処理されてしまうのではないか、という点です。DNSにSPFレコードは追加してもらったのですが、他にも対策が必要かもしれません。
2017年9月10日日曜日
大福帳の不便益
数年前に、ある研究会に招いていただいて、私がやっている(教育とは全く関係のない)研究を紹介させていただきました。そこで、「不便益」について研究されている川上先生と出会いました。
いまの世の中、効率化や最適化が「善」と見なされ駆動されているわけで、教育とて例外ではありません。eラーニングもそういう文脈で語られることが多いように思います。
それに反して、大福帳というのは、あれこれ手間がかかります。はっきり言って「不便」です。明らかにやる気の無さそうな受講生にも、「なるほど。でも、学んでみようよ」、と、声をかけ続けたりするわけです。
大福帳とは、こうした不便を教員に強いるための装置なのかもしれません。そして、そうした面倒を通じて得られる不便益が、とても大切だったりするのではないかと。
いまの世の中、効率化や最適化が「善」と見なされ駆動されているわけで、教育とて例外ではありません。eラーニングもそういう文脈で語られることが多いように思います。
それに反して、大福帳というのは、あれこれ手間がかかります。はっきり言って「不便」です。明らかにやる気の無さそうな受講生にも、「なるほど。でも、学んでみようよ」、と、声をかけ続けたりするわけです。
大福帳とは、こうした不便を教員に強いるための装置なのかもしれません。そして、そうした面倒を通じて得られる不便益が、とても大切だったりするのではないかと。
2017年9月4日月曜日
教員からのひとこと
大福帳.js では、受講生の大福帳の右上に教員のプロフィール画像が(もし登録されていれば)表示されるようになっていて、そこをクリックすると、吹き出しで『ひとこと』が現れます。この機能について授業では全く触れなかったにもかかわらず、それを見た受講生から、「授業の度に『ひとこと』の内容を変えると良いのでは」、と提案がありました。
そこで、毎週、気候や私自身の気分などについて、『ひとこと』の中身を変えるようにしてみたところ、大福帳でそれに反応する受講生がじわじわと増えてきました。何でもそうかもしれませんが、小さな「変化」でも、関心を繋ぎとめておく上で重要なのだな、と、実感しました。
そこで、毎週、気候や私自身の気分などについて、『ひとこと』の中身を変えるようにしてみたところ、大福帳でそれに反応する受講生がじわじわと増えてきました。何でもそうかもしれませんが、小さな「変化」でも、関心を繋ぎとめておく上で重要なのだな、と、実感しました。
2017年8月24日木曜日
大福帳への書込みの量
これまで2つの授業で大福帳.jsを使ってみたところ、熱心に書き込んでくれる受講生は、成績の方も概ね良好のようでした。一方、書込みの回数や記述量が少ない者の中にも成績上位者が居たりします。試みに、大福帳への1回あたりの書込み量(文字数)と期末試験の成績を散布図にしてみたところ、両者にあまり相関は認められませんでした(相関係数は0.2 程度)。
ただ、1回の書込み文字数が60〜80文字を超えるグループの中には、目立って点数の低い者は無かったことから、書込みの量は「要観察」者を見つけるためのひとつの材料にできるかもしれません。そこで、受講者の一覧の中に「平均文字数」も表示するよう、改修してみました。
なお、受講者の書込み量は平均すると60文字程度でしたが、Twitterのツィート(日本語・本文のみ)の平均が33文字程度らしいので、日常的なテキスティングよりは沢山の内容を書き込んでくれているようです。
ただ、1回の書込み文字数が60〜80文字を超えるグループの中には、目立って点数の低い者は無かったことから、書込みの量は「要観察」者を見つけるためのひとつの材料にできるかもしれません。そこで、受講者の一覧の中に「平均文字数」も表示するよう、改修してみました。
なお、受講者の書込み量は平均すると60文字程度でしたが、Twitterのツィート(日本語・本文のみ)の平均が33文字程度らしいので、日常的なテキスティングよりは沢山の内容を書き込んでくれているようです。
2017年7月20日木曜日
「難しい」派
今期担当している「情報基礎」(130名ほど)という科目で、授業についてのキーワードと、質問や感想を大福帳に書いてもらっているのですが、ぽつりとキーワードだけ、や、感想が添えてあっても「難しい」の一言だけ、という書き込みを毎回繰り返している受講生がぽつりぽつりと居ることに気づきます。
動画等の教材へのアクセス記録を見ると、そういった中には、実質的に「授業に不参加」を決め込んでいる者も少なからず居る様子です。そうした受講者の大福帳への書き込みのパターンが何となくわかってきたので、次年度は、比較的早期に発見して、何か手を打つことができると良いのですが(といっても、特に妙案は無いのですが)・・・
多数の書き込みを「パターン認識」しながらコメントを返していると、だんだんと、自分が「人間AIロボット」みたいになっているような気がします。
動画等の教材へのアクセス記録を見ると、そういった中には、実質的に「授業に不参加」を決め込んでいる者も少なからず居る様子です。そうした受講者の大福帳への書き込みのパターンが何となくわかってきたので、次年度は、比較的早期に発見して、何か手を打つことができると良いのですが(といっても、特に妙案は無いのですが)・・・
多数の書き込みを「パターン認識」しながらコメントを返していると、だんだんと、自分が「人間AIロボット」みたいになっているような気がします。
2017年7月11日火曜日
「半転」式授業
1年生向けの「情報基礎」という科目で、コンピュテーショナル・シンキングの涵養を目的として、プログラミング演習を交えた授業を行っているのですが、大福帳.js の書込みをみると「難しい」、「よくわからない」とった単語がぽつりぽつりあって、ついて来こられない(あるいはついて来ようとしない)受講生も居るようです。
授業のフレームワークの完全に外側に居る人たちまでケアするのは難しいとしても、熱心に取り組んでどんどん先に行く学生と、そうでない学生とのギャップが広がるのはよろしくないので、毎回、予習用の動画教材を用意して、特に、「難しい」といった内容を書込みに対しては、動画を観てから授業に臨むようにコメントしています。
授業中、全員に予習動画を視聴するように言っているのですが、アクセス記録をみると、実際に視聴しているのは3〜4割程度といったところです。ただ、「動画を観て授業に出たら、ついて来ることができた」といった内容の書込みもあるので、「後続集団」の役には立っているようです。
私には大人数クラス(130名ほど)で反転授業を実施するスキル(とそれを準備する覚悟)はありませんが、「半転」くらいだったら、何とか運用できそうです。
授業のフレームワークの完全に外側に居る人たちまでケアするのは難しいとしても、熱心に取り組んでどんどん先に行く学生と、そうでない学生とのギャップが広がるのはよろしくないので、毎回、予習用の動画教材を用意して、特に、「難しい」といった内容を書込みに対しては、動画を観てから授業に臨むようにコメントしています。
授業中、全員に予習動画を視聴するように言っているのですが、アクセス記録をみると、実際に視聴しているのは3〜4割程度といったところです。ただ、「動画を観て授業に出たら、ついて来ることができた」といった内容の書込みもあるので、「後続集団」の役には立っているようです。
私には大人数クラス(130名ほど)で反転授業を実施するスキル(とそれを準備する覚悟)はありませんが、「半転」くらいだったら、何とか運用できそうです。
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