2017年7月11日火曜日

「半転」式授業

1年生向けの「情報基礎」という科目で、コンピュテーショナル・シンキングの涵養を目的として、プログラミング演習を交えた授業を行っているのですが、大福帳.js の書込みをみると「難しい」、「よくわからない」とった単語がぽつりぽつりあって、ついて来こられない(あるいはついて来ようとしない)受講生も居るようです。

授業のフレームワークの完全に外側に居る人たちまでケアするのは難しいとしても、熱心に取り組んでどんどん先に行く学生と、そうでない学生とのギャップが広がるのはよろしくないので、毎回、予習用の動画教材を用意して、特に、「難しい」といった内容を書込みに対しては、動画を観てから授業に臨むようにコメントしています。

授業中、全員に予習動画を視聴するように言っているのですが、アクセス記録をみると、実際に視聴しているのは3〜4割程度といったところです。ただ、「動画を観て授業に出たら、ついて来ることができた」といった内容の書込みもあるので、「後続集団」の役には立っているようです。

私には大人数クラス(130名ほど)で反転授業を実施するスキル(とそれを準備する覚悟)はありませんが、「半転」くらいだったら、何とか運用できそうです。

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