2017年6月22日木曜日

コメントの記入をTAと分担して作業する

大福帳.jsでは、教員だけでなく、あらかじめ登録しておいたメンバー(TA)が、受講生へにコメントを返すことができるようになっています。教員は、TAのメールアドレスをコースの設定画面で登録し、コメント書き込み用のURLをTAに連絡します。TAはそこにアクセスして記入できます。

今期、130名ほどのクラスで、実際にTAにもコメント記入を手伝ってもらっています*。

それによって記入の手間を幾分なりとも減らすことができますが、それよりむしろ、受講生の状況をTAと共有できる効果のほうが重要かもしれません。

受講生の書き込みがずらりと並んだ、うなぎの寝床的なページに、数人で書き込むことになるので、書き込みが衝突するといけません。現状の大福帳.jsでは、その辺りはとても緩く扱っていて、きちんとした排他制御は行わず、「後から書き込んだデータで上書き」しています。ただ、それだけでは、同じコメント欄に2人以上が同時に書き込もうとすると、おかしなことになりますので、コメント欄をクリック(フォーカス)した時点で最新の状態に内容を更新し、その書き込みが他のTAの入力によるものだった場合は、それと解るようにサインが出るようにしています。このくらいでも、実用上は問題は無さそうです。

2017年6月15日木曜日

メールを使ったユーザー確認

130人くらいの規模のクラスで大福帳.jsを使い始めたところ、サーバーが落ちてしまうトラブルに遭遇しました。調べてみると、メール送信に使っているGmailから

Invalid login: 454 4.7.0 Too many login attempts, please try again later. xxxxxxxx.29 - gsmtp

というエラーが返されたようで、大福帳.js 側ではメール送信エラーの際に、例外をスローするようにプログラムしていたためでした。

数百人が同時にサインアップすると、一気に大量のメールが送信されるので、操作のタイミングがばらけるような工夫が必要かもしれません。

当面、ユーザー確認が完了した旨のメールによる通知は止めることにします。